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電磁波が機能阻害 メラトニンのがん抑制作用

高圧送電線や家電製品から出る電磁波が健康に影響を与えるかどうかの問題で、国立環境研究所(茨城県つくば市)は細胞を使った実験をし、がん抑制作用を持つホルモン「メラトニン」が磁界によって働きを阻害される、という結果を得た 。

同種の実験は海外に4例ある。実験は細胞レベルのもので、人体そのものが同じ影響を受けるかについてはなお研究課題として残されている。実験結果は京都で開催中の日本生化学会大会で28日に発表される。

メラトニンは睡眠など生体リズムを形成するホルモンの一種で、がん細胞の増殖の抑制作用をもつ。この力が低下すると、各種のがん細胞の増加につながるという「メラトニン仮説」が87年提唱され、各国で研究が続いている。

環境研の石堂正美主任研究員と兜真徳首席研究官らの実験では、まず磁界感受性のある乳がん細胞「MCF7」に人体と同じ濃度のメラトニンを加え、乳がんの増殖が抑制されることを確認。

次に同じ条件でこのがん細胞を高圧線下や家電品など日常生活でも経験されるのと同じレベルのl.2〜4マイクロテスラと、やや強い100マイクロテスラの磁界に入れた。その結果、いずれの場合もメラトニンは細胞の中で抑制作用を低下させ、濃度によっては消失する例もあった。

メラトニンのがん抑制情報は・細胞膜の受容体・Gたんぱく質・酵素−の三つの伝達因子によってがん細胞内に伝えられる。 3囚子同士の連結部が遮断され、情報の伝達ができなくなった−という実験結果が得られたという。

メラトニン仮説が国内で追試されたのは初めて。今回の実験結果は、人体への磁界の影響の評価方法を確立する上で、一つの手がかりになるといえそうだ。石堂研究員は「あくまで細胞レベルの反応なので、ただちに人体が同じ影響を受けるとはいえない。しかし抑制作用が阻害されるメカニズムも判明してきた。磁界感受性のあるこの乳がん細胞をマウスに移植するなど、新たな段階につなげたいとしている。

WHO(世界保健機関)の下部機関・−ARC(国際がん研究機関)専門委員の宮越順ニ・京都大医学部助教授の話

「今回の実験は磁界に感受性のある特殊な細胞での現象で、他の細胞や動物実験では再現されていない。一般化してものを言うのは慎重でなければならない。ただ、欧米の実験の再現に成功したことと、がん抑制作用阻害いのメカニズムにまで踏み込んでおり、評価できる内容だ。



 

 

 

 
   

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